Cyber Physical

サイバーフィジカルはモノやそれをとりまくサービスを、暗号通貨が取引されるブロックチェーン上のトークンエコノミーと結びつけるための鍵となる考え方です。以前流行ったインダストリー4.0が目指す姿となります。製造業において、バリューチェーンと一環して、モノと価値やお金と結びつける考え方となります。

インダストリアル4.0の文脈で、サイバーフィジカルが究極的に目指すところは、プロセスや機械などの資産を完全に情報化し、全自動で動き、さらには改善と最適化までも自動で行ってくれるところにあるようです。そのために、成熟度モデルが提唱されていて、機械とシステムの自動化程度を、データ活用ならびに実務オペレーションと製造システムの切り口で評価しています。成熟度モデルなので、1つ1つ段階をクリアするモデルとなっています。

データ活用の切り口から見ると、成熟度モデルは、個別データ、情報化、形式知化、組織知化と(私固有の用語です)がナレッジとしての活用が進んでいきます。

システムや資産、機器活用の切り口からは、出来事としてのデータ、理由付けとしての情報化、予測のための知識化、応答と最適化の自動化、と成熟度は上がります。

その他にも、成熟度モデルとしては、解決するビジネス課題などの観点から評価することもできます。
(参照: https://www.i-scoop.eu/industry-4-0/#The_building_blocks_of_Industry_40_cyber-physical_systems)

IoTでは、個々の機器をまずプライベートでもパブリックでも、モノから何らかの情報を吸い上げて、データを活用する、という段階がこの投稿段階では一般的かもしれません。サイバーフィジカルが究極的に目指すところにた取り付くには、実務的な観点からは

  1. データソースの多様化(IoT機器からIoTの機器ネットワークへ)
  2. いわゆるBigDataの蓄積とリアルタイムストリーミング処理
  3. 機械学習によるインサイト獲得(Excelで対応できないレベル)
  4. 強化学習機能を組み込み、自動化、最適化をすすめる自律的システム

と進んでいくのでしょう。成熟度モデルに沿って考えてみましたが、やりたいのが3.だったとしても、回り道をしないためにも1.から進めて行くのがよいでしょう。5Gへの期待もありますが、現実的にリーズナブルなコスト感で使用できるようになるのがいつかわからないですし、いきなり大量のデータを吸い上げても、クラウドを使ってもサーバー側のコストはなかなか侮れないと思っています。

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